それでも地球は回ってる

アラフィフ&シングルの埒もない徒然日記。。。基本的にのほほんと過ごしていきたいのだけれど、40を過ぎた頃から否が応でもいろんなことが降りかかってきます。色々あるけど・・・それでも地球は回ってる(^^)

「ひとすじの糸」 玉糸の祖 小淵しちの生涯

ご当地所縁の女性「小渕志ち」の物語。
お気に入りのお散歩スポットI緑地の一角に銅像があり、以前から少し気になっていましたがどういう人なのかほとんど知らず、今回関連本を読んでみました。

くず繭から絹糸を取り出す方法を確立し、三河の地を蚕糸の町として大きく発展させた小淵しち。その波瀾に富んだ八十二年の生涯を描く。

「ひとすじの糸」 玉糸の祖 小淵しちの生涯
「ひとすじの糸」 玉糸の祖 小淵しちの生涯
これから出版

時は幕末~明治・大正、女性の地位など低かった時代? あまり醜い人間関係はちょっと・・・と思っていたけど、脚本なのでサラッと読めました。 ※元々は演劇作品(録画でも残っていないのかな?) 
豊田〇吉とか〇岩寺とか知っているワ-ドがチラホラ出てきて何となくうれしい。
後半に新聞記者に向かって「書くんならいいことも悪いことも隠さず書け。そうでなきゃ、新聞に載せることは、許さん。」というセリフがあるのですが、この言葉が志ちさんの性格を表しているんじゃないかと思う。普通は「悪いことも隠さず書け」なんてなかなか言えないよね?
より詳しく知りたい場合はこちら 糸徳財団の歴史 - 糸徳財団(いととくざいだん)
この「糸徳財団の歴史」を脚本化したのが「ひとすじの糸」という感じです。


玉糸の元祖 小渕志ち 銅像 @I緑地公園内

 

台座の裏側に説明が書かれているけどカタカナ混じりで読めない(ぇ)
※カタカナ混じり+言い回しが昔風、さらに長文で早々に挫折

銅像の裏手(緑地公園内)

小渕志ちさんが作った工場のレンガ造りの防火壁跡(旧宿場町の町中)